素材について
O.N.E.では動物由来の素材を一切使用しておりません。今後も使用することはありません。地球や動物を犠牲にしなくても贅沢を楽しむことができると確信しています。
ヴィーガン・マイクロファイバー・レザー:完璧ではないが全てにおいて本革より良い
O.N.E.のヴィーガン・レザーはナイロンと無溶剤ポリウレタンで作られており、牛革同様の手触りを実現しながら、牛革より軽く、耐摩耗性、防臭性、撥水性において優れています。溶剤やPVCを含まず、EU REACH 基準を満たし、環境や取り扱う人にとってもより安全です。
ヴィーガン・レザーも環境へのインパクトが少なからずあり、完璧ではないことを認識しております。合成繊維は環境に負荷をかけますが(主にプラスチックを製造するための化石燃料)、本革に比べ、総合的な環境負荷は著しく少ないです。
2017年にグローバル・ファッション・アジェンダ(ファッション業界のキーパーソン向けの持続可能性に関する主要イベントであるコペンハーゲン・ファッション・サミットを手掛ける持続可能なファッションに関する世界的リーダーシップ・フォーラム)とボストン・コンサルティング・グループ(BCG)はサステイナブル・アパレル・コアリッション(SAC)とパートナーシップを組み、国際ファッション業界の持続可能性を質的・量的に評価するPulse Reportという報告書を出しました。
報告書では、「cradle-to-gate」(製品の素材採取から素材が商品へと組み立てられる準備ができる段階まで)の環境負荷を化学、地球温暖化、水不足などの視点から測定しました。全ての繊維の中で牛革が最も負荷が大きく、合成革はそれに比べ著しく低いことが判明しました。
Pulse Reportによると、
「牛革に比べ、合成革は環境負荷が 3分の 1である。」